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K. 気象衛星ノアとひまわりによる黄砂の検出

黄砂解析鹿児島グループ



黄砂は主に3月から4月にかけて西日本から東日本・北海道の広い範囲でよく観測されます。
黄砂の発生源は中国大陸の内陸部にある砂漠や黄土地帯です。
黄砂は東アジアだけではなく北太平洋やアメリカ大陸でも検出されるほど大規模なもので、人工衛星を用いると広範囲に確認できます。
ここでは気象衛星NOAAやGMS-5(ひまわり5号)で黄砂を検出した結果を紹介します。

Satellite Analysis of Asian Dust Events (in English) --- Look! up-to-date database
気象衛星による黄砂の検出(in Chinese)

黄砂の移流・拡散ルートについて
黄砂解析鹿児島グループの論文資料集の紹介  と  その後の発表論文


上の図は鹿児島大学衛星受信解析システムで受信した2002年3月21日13:56のAVIカラー画像です。
AVI画像とはAVHRRセンサーの11μm帯と12μm帯における熱放射の差を画像化したもので、水蒸気や微小粒子を検出するのに便利です。
なお、この画像は黄砂が黄色く、雲が白くなるように画像処理したものです。

元画像(977*650)を見るには画像をクリックしてください。

 

また、NOAA/AVHRRの画像では、撮影時間が近い2つの衛星データをつなぐと解析可能範囲を広くとることが出来ます。
その一例として2000年4月24日16時30分(右側)と18時12分(左側)の合成画像をご覧ください。
なお、画像の周囲にある灰色の部分は受信範囲外です。


元画像(742*312)は画像をクリックすると見ることが出来ます。

 

GMS-5(ひまわり5号)データもNOAA/AVHRRと同じ原理(11μm帯と12μm帯における熱放射の差)を用いてAVI画像を作成することが出来ます。
GMS-5の利点としては「一度に観測できる範囲が広い」、「観測範囲が一定」、「時間分解能が高い」があります。
NOAAの利点としては「温度分解能が高い」、「空間分解能が高い」があります。
つまり、GMS-5は大まかな移流の様子を捉えるのに適していて、NOAAはある地域における移流状況の精密観測に適しています。
くわしくは(NOAAとGMS-5の比較メモ)を参照のこと。

GMS-5によるAVI画像の一例として、2001年4月7日15時の画像をご覧下さい。


元画像(600*500)は上の画像をクリックするとみることが出来ます。



ご意見、ご要望はKisei Kinoshita, Kagoshima Univ.までお送りください。
黄砂の移流・拡散研究リンク集

Asian Dust Network (AD-Net)

九州大学応用力学研究所大気変動力学分野研究室

ADEC-Japanese