トカラの全てがここに凝縮!
日本一長い村 トカラ 〜輝ける海道の島々〜

長嶋 俊介・福澄 孝博・木下 紀正・升屋 正人, 梓書院 , 2009年7月22日発行
本文 268 ページ, 定価 2,000円(本体+税)
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概要:
本書では、鹿児島県の屋久島と奄美大島の間に広がるトカラ列島(十島村)の自然・民俗・歴史と、その周辺の薩摩硫黄島など三島と口永良部島や無人島になっている硫黄鳥島など、ほぼ南北に連なる小さな島々に焦点を当て、様々な切り口で紹介しています。
さらに、周りの屋久島・種子島や奄美・沖縄の島々や九州本土との関係、中国・朝鮮半島など、海と船で連なる世界の国々との関わりにまで目を向けています。
そこにはどんな「海の道」が見えてくるでしょうか。
目次:
第 1章 火の道の島々:火山列島トカラ
第 2章 「火の道」生活の島々
第 3章 黒潮と文化道:ヤマトと琉球の狭間
第 4章 黒潮と交通
第 5章 情報の道
第 6章 生命の道:渡瀬線を越えて
第7〜14章 島々と暮らし: 口之島,中之島,臥蛇島,平島,諏訪之瀬島,悪石島,小宝島,宝島
第15章 トカラ周辺の火山と島々
第16・17章 トカラ以南・以北の島々との繋がり
第18章 トカラ・海道で見た天体
第19章 トカラ:火山観察の科学
第20章 火山島の防災
掲載コラム:
・【日本一長い村 十島村】トカラ,  ・南の島に行くには,  ・トカラを訪れるには? 〜ちょっとヒント集〜
・トカラをつなぐ熱い思い 〜トカラ・インターフェイス〜
・「海上の道」のスバル

火山活動をめぐって
桜島・開聞岳から南に火山島の列が薩摩硫黄島・口永良部島・トカラの島々・硫黄鳥島と並んでいます。
これら西日本火山帯に属する火山島について、第1章と第15章で3D衛星画像や近赤外写真を用いて 解説しています。

諏訪之瀬島噴火は近年では日本一になるほどの激しさであり、 薩摩硫黄島の硫黄岳は平家物語の時代から 噴煙をたなびかせています。第19章では火山噴煙の性質や噴煙撮影の極意、宇宙から見た火山噴煙など述べています。
離島火山の噴煙観測で問題となる通信事情については第5章をご覧下さい。

火山島の産業や災害の歴史については第2章にまとめています。
第20章火山島の防災では伊豆大島や三宅島も取り上げています。気象庁は2003年1月に活火山の定義を改めたあと、2007年12月には分かりやすい噴火警戒レベルを導入しました。第20章ではこれに基づく噴火対策と防災体制を述べています。

??難問・奇問??
1.右の写真はどの島?(5月27日朝 撮影)
2.25km離れて見た噴火の火はこの本のどこに?
3.琉球王朝の貿易に貢献した硫黄鳥島はどこ?
4.この本のカバーで右下の海が濃いのはなぜ?
5.活火山なのにまだ認知されていない火山島はどこ?

リンク選

SiPSE 3D衛星画像 SiPSE グループ

SiNG Kagoshima 衛星画像ネットワーク鹿児島グループ

硫黄鳥島・与路島学術調査 鹿児島大学多島圏研究センター

南西諸島火山と薩英交流 ブーケ・福澄・木下 (英文主、pdf, 2.7MB)

Volc:火山と噴煙の写真やビデオ映像のページ - 桜島・薩摩硫黄島・諏訪之瀬島など

鹿児島県地域防災計画 火山災害対策編 第5部薩南諸島 鹿児島県危機管理防災課


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