PIVによる黄砂の輸送解析

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はじめに

黄砂現象は近年規模が大きくなってきており、太平洋を越えて 北アメリカ大陸に到達することすらある。砂塵自体が交通や半導体工場などに 影響を及ぼすだけでなく、日本に飛来した黄砂は大陸の工業地帯の大気汚染物質を 捕捉しており、中国の砂漠地帯の砂塵に比べて気管や肺などへの影響が著しい ことが知られている。
また、近年の中国の急速な経済発展により大気汚染物質の放出量は増加している ことが予測される。黄砂をトレーサとして衛星画像を用いて大陸起源の大気汚染 物質の輸送を明らかにする解析手法を確立することは意義が大きい。
本研究では、特に顕著な黄砂現象が観られた2001年の黄砂現象 について静止気象衛星GMSデータから黄砂検出を行い、得られた衛星画像から 粒子画像流速計測法(PIV)を用いて黄砂の移動速度を計測する方法を開発した。


解析結果

黄砂イベント

PIV解析

2001年3月4日〜3月7日 3月5日
2001年4月6日〜4月11日 4月10日
4月14日


使用データおよび解析方法 (詳細は以下の文献に示す)

謝   辞
本研究は、平成16年度鹿児島大学教育改善推進経費のご支援によるものです。
「衛星画像を用いた黄砂輸送速度のPIV計測」(代表者 飯野直子)
気象衛星データの熱赤外差画像による黄砂検出の研究を共に進めていただいた
黄砂解析鹿児島グループに感謝致します。
SiNG K. 気象衛星ノアとひまわりによる黄砂の検出



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